ソルバ機能と物理モデル
境界条件●壁境界・移動境界
粒子壁とポリゴン壁を壁境界として選択することが可能です。粒子壁を用いた場合、壁内部の温度分布計算ができます。ポリゴン壁は使用メモリの削減と計算の高速化に有効です。また、移動設定機能により壁(物体)の複雑な動きを再現できます。 ●流入境界・流出境界 流入口機能により流体と粉体が解析領域へ流入する現象が表現できます。流速または流量の時間変動設定が可能です。また、流入口にも移動が設定できます。 ●移動解析領域、周期境界 メッシュフリーのため、解析領域自体を移動させることが可能になり、冠水路などの広範囲な解析領域を対象とする解析で、計算リソースを節約できます。また、周期境界で解析することも可能です。 |
圧力計算●陰解法 / 陽解法
解法を陰解法と陽解法から選べます。陽解法では計算用の音速を適切に与えることにより計算を高速化できます。 ●圧力振動抑制 圧力振動抑制機能を用いると粒子法に特有の空間圧力変動を抑えることがができ、計算精度を上げることができます。 |