解析事例

Case Examples

〜 解析事例 〜




































モルタル+粗骨材を、ビンガム流体+粉体によってモデル化を行いました。
フレッシュコンクリートの流動性としてLフロー値、速度分布、粘度分布、せん断速度分布、せん断応力分布などの予測・評価が行えます。


土壌中を掘削機が進行する様子を計算しています。
掘削機のカッターが回転することにより掛かるトルクを評価することが出来ます。

Debris flow simulation on the debris flow breaker
by coupled analysis of rigid body and fluid


Disaster risk reduction Planning Workshop, NPO, Tokyo, Japan
Hajime Ikeda, Takanori Ito

津波によるテトラポット挙動解析
【Particleworks×RecurDyn連成】


文化財構造物の防火設備の解析


ドレンチャーと呼ばれる防火装置により、近隣の山火事、隣接する建造物火災などから飛来する火の粉を消火し、飛散した水滴により文化財構造物の延焼を防止しています。放水する水は、Particleworks、飛んでくる火の粉はGranuleworksでモデル化しています。

粒子法CFDによる重要建築物に対する防火設備(放水銃)のシミュレーション


4方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造と呼ばれる木造建造物を解析対象とし、建物の対角位置4箇所に設置される放水銃から屋根上部に放水が届く状態をParticleworksでシミュレーションし、解析結果に対してCGレンダリング加工を施しました。


本事例は、波高約4m、秒速15mの津波が原子力発電所正面に到達した状況を模擬したものです。計算により、津波は堤防を乗り越えた後、発電所の敷地前面に構築された高さ約10~15mの砂丘で大部分は減衰されるものの、一部は砂丘を乗り越えて発電所敷地内に進入するという結果が得られました。本計算においては、流体を約240万粒子、建造物等を約390万粒子でモデル化し、実際の原子力発電所のスケールそのままに解析を実行致しました。

解析結果に対しレンダリング処理を行っています。
​本解析対象は架空のものであり、実在の施設等とは一切関係ありません。

【解析条件】領域:1.0km x 0.6km / 時間:1分間 / 総粒子数:630万



S字パイプ内をヘアピン程度の棒状の物体が水で流される様子を解析しています。S字パイプをポリゴン壁、棒状の物体を剛体粒子として計算しています。

*解析結果に対しレンダリング処理を行っています。

【解析条件】領域:25cm x 25cm / 時間:1.5秒間 / 総粒子数:約20万


本解析は、S字パイプに密度1,000[kg/m3]の液体が滞留した状態を仮定して、パイプ下部より密度10[kg/m3]の気体を吹き込む様子を再現しております。この際の気液密度比は100程度です。

【解析条件】領域:25cm x 25cm / 時間:4.0秒間 / 総粒子数:約2.5万


乱流とは渦を伴い、時間および空間的に不規則に変化する流れを言いますが、このような乱流現象に対して、数値解法を用いて直接解くためには非常に高い空間解像度(格子を用いた手法ではレイノルズ数の9/4乗のオーダーの格子数)を必要とします。そのため、工学的な問題を解く場合には、空間的あるいは時間的な平均化を施した数学モデル(乱流モデル)を使用します。粒子法における乱流解析でも乱流モデルを使用します。本解析では立方体形状の障害物後方の乱流をシミュレーションした結果を示しています。障害物後方に発生する渦などが観察できます。